キッチン・レンジフードのお掃除方法を紹介します

 

日々のキッチン周りの掃除はどのように行っていますか？
キッチンは、私たちが口にするもの、食べ物を扱うところですので、常に清潔にしておきたいものです。
それでは、どのようにしてお掃除をするのが正しいのでしょうか。

また、プロが行う専門のお掃除では、どのようなメリットがあるのでしょうか。
今回は、キッチンに関するお掃除についてご紹介します。

○キッチンのクリーニングは、どのように行うの？

まずは、キッチンの床が汚れないように全体に養生をしていきます。

五徳（コンロの上の輪っかのような部分）や魚のグリルなど取り外せるものを取り外して、専用のアルカリ洗剤で浸け置きします。

 

浸けている間に専用の洗剤で上棚を拭き、タイルや目地に入り込んでしまった細かい油汚れを拭き取っていきます。
シンクや蛇口、排水溝周りには水垢やヌメリ、カビが発生している場合もあるので、その汚れに適した専用洗剤で洗浄していきます。油汚れ用とは違う別の専用洗剤で洗浄します。

グリルや下棚の周りなどの汚れを綺麗に拭き取り、浸け置きしておいた五徳などの油汚れもしっかりと落とし、綺麗に拭きあげたら、キッチン全体に水拭きと乾拭きを施して、作業は完了です。

プロのハウスクリーニングは汚れ具合に合せて、洗剤、道具を使い分けたり、洗剤を希釈し濃度を調整してお掃除をしていきますので、お掃除をする素材を極力傷めずお子さんがいる家庭でも危険性を最小限にして作業をしています。

家庭の物を傷つけず、お子さんがいる家庭でも危険性を最小限にして安心してお掃除をお任せいただけるようするのが、ハウスクリーニングのモットーです。

家庭でも、知識があれば市販の洗剤を組み合わせることで、その箇所に合ったベストな洗剤を作ることはできます。しかしながら、希釈の濃度を間違えたりすると手が荒れたり、有毒ガスが発生して人体に危険を及ぼす可能性もあります。プロは、そういった危険がないよう、専門的な知識をもって掃除してくれるので、安心です。

家庭で出来る手入れの方法も少しご紹介します。

ガスコンロ、ガステーブルの取り外せる部分をすべて外し、洗剤につけ置きして洗浄を行います。つけ置きすることで、こびりついた油汚れや付着している物体を浮かせて取りやすくします。この時にアルカリ洗剤とお湯でつけ置きすると油汚れがさらに落としやすくなります。

理由は熱と洗剤の相性がいいという事もありますが、油汚れに水でお掃除することにより油が固まってしまいます。なのでお湯である程度油を柔らかくすることにより必要以上にこすってお掃除をする必要がなくなります。

 

ガステーブルの取り外しができない部分は、専用ブラシを使って洗剤をつけてこすり洗いをすれば、簡単に落とすことはできます。
また、IHクッキングヒーターを使っているご家庭では、洗剤をかけてキッチンシートなどでふき取るだけでも良いです。

市販されている洗剤で、油汚れが落ちやすいものもありますが、プロは、より効率よく汚れを落とす希釈濃度を知っています。

自分でやると人体に悪影響を及ぼす危険や、手が荒れてしまう可能性もあります。分解したときに壊してしまうリスクがあることも考えると、ハウスクリーニング会社に依頼する方が、安心でなおかつ早く綺麗にすることができます。

〇レンジフードクリーニングは、どんなことをするの？

 

レンジフードとは、キッチンの上にある換気扇のことです。
レンジフードは油汚れが溜まりやすく、放っておくと換気扇の吸い込みが悪くなり、上手く換気がされなくなります。

換気機能が低下すると、吸いきれなかった油が壁などに付着して周りが油でベタベタになってしまいます。また油汚れがファンに付着し換気扇を回すと音がうるさくなってしまいます。

換気扇は料理で出る煙や油汚れを吸いたるためだけの物ではありません。
換気扇が油汚れ等で詰まっているとお部屋全体の換気もうまくされないため、ニオイはもちろんお部屋全体がカビの繁殖もしやすい環境となってしまいます。

レンジフードを掃除する場合の手順は、まず汚れがキッチンの周りに飛び散らないように、養生と呼ばれるビニールを被せていきます。

養生が終わったら、レンジフードの笠の部分のネジを外し、その後スイッチ、フィルター、ファンと順番に取り外していきます。

洗えるパーツを全て取り外したら、油汚れに効くアルカリ洗剤を混ぜたお湯にしばらく浸けておきます。
その間に、笠が付いていた壁の部分の汚れを拭き取ります。

次に、レンジフードの笠についた油汚れをスポンジやブラシななどで細かい所までしっかりと洗っていきます。

笠はサイズが大きくてつけ置き洗いが出来ないためです。
次に、洗剤に浸けておいたフィルターやシロッコファンなどのパーツを順番に洗っていきます。
しっかり汚れを落としたら、次は水気を取り、パーツを元に戻していきます。

最後に電源を入れて、しっかりファンが回っているか、変な音がしていないかなどの動作確認を行います。
洗浄に使った洗剤を片付けて、レンジフードのクリーニングは完了です。

○キッチン・レンジフードクリーニングをハウスクリーニングに依頼するメリット

キッチンのお掃除をハウスクリーニング会社に依頼するメリットは、自分ではなかなか大変な分解お掃除や、油汚れに強い特殊な洗剤を使って洗浄出来るという点です。
ハウスクリーニング会社が使用する洗剤は、様々ですが市販ではなかなか販売されていない「強い洗剤やエコ洗剤」などを使用する会社もあります。

家庭用の洗剤では、なかなかコンロやキッチンの頑固な油汚れは落ちません。
レンジフードクリーニングの場合は、部品を分解して、一般的にはできない内部箇所まで掃除してくれる点がハウスクリーニング会社に依頼する大きなメリットです。

レンジフードの中は思った以上に油汚れでベトベトになっています。
自分でレンジフードを分解して掃除しようとしても、分解の仕方が難しく、分解出来たとしても元に戻せなくなる危険性が高いです。

また、水に浸けてはいけない基盤部分などが濡れてしまうと、レンジフードがショートし、故障してしまう原因にもなります。

また、養生やビニールを用意できたとしても、それを掃除する前に張り付けて準備することを考えると、普段掃除が難しいレンジフードなどは、とても時間がかかり大変な作業となってしまいますのでハウスクリーニング会社に依頼するのが安心です。

 

 

まとめ

キッチンは、毎日少しずつ掃除していても、いつの間にか汚れが溜まっていきますよね。頑固な油汚れなど、掃除に手間のかかるキッチンこそ、ハウスクリーニングを利用するとよいでしょう。
例えばレンジフードの掃除は、自分で分解できたとしても元の状態に戻せず、壊してしまう可能性もあります。

市販の洗剤でも、ある程度の汚れは落とすことができても、こびり付いた汚れを落とすことは困難です。洗剤の希釈も、きちんとした知識がないまま行うと危険を伴います。

レンジフードを含めたキッチン回りは、無理に自分で掃除せずに、ハウスクリーニング会社に依頼をするとよいでしょう。

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