エアコンつけたらカビ臭い｜臭い対策とお掃除のポイント

エアコン内部のカビがお部屋にまき散らされる

エアコン内部で繁殖したカビがエアコンをつけた風とともにカビの胞子となり室内に撒き散らされそれが原因で咳や目が痒くなったりと様々な病気を引き起こす原因となります。
特に小さなお子様やアレルギーをお持ちの方、ご高齢の方がいらっしゃる場合には注意が必要です。

エアコンをつけると目の痒みや咳が出る

エアコンをつけると目が痒くなったり、くしゃみが出たり、咳が出たりなどの症状がでます。

エアコンをつけたタイミングでこのような症状が出たら注意が必要です。

ただの夏風邪だと思い軽視していると、症状が悪化していき「夏型過敏性肺炎」になることもあります。

それだけでなく症状がさらに悪化した場合には、喘息や肺炎を引き起こす場合もあるので、少しでも体調に変化がある場合には、病院に行くことを進めます。

エアコン内部には花粉も？花粉症の方は要注意！

花粉症状を持っている方には特に注意が必要です。

エアコン内部には、カビやホコリだけでなく花粉も入り込んでいます。なので、エアコンからカビやホコリ、花粉が含まれる風がお部屋中に撒き散らせれ、症状が悪化してしまうこともあります。

健康を守るためにも、エアコン内部のお掃除が必要となります。

エアコンのコンセントを外しカバーを掃除する

エアコンのお掃除をする際には必ずコンセントを抜いてから作業をしてください。

お掃除中に誤ってエアコンが動くと怪我の原因にもなります。

コンセントを抜いたらまずは、エアコンについたホコリを掃除機で吸い込みます。

吸い込みきれなかったところはアルコールをタオルにつけ拭き上げることでホコリだけでなくカビ汚れも落としてくれます。

エアコンフィルターの掃除

エアコンフィルター

エアコンのフィルター掃除はエアコンの全面パネルを上にあげるとフィルターが見えますので、フィルターが見えたら掃除機で簡単にホコリを吸い込み、スライドをしながら取っていきます。

この時に注意が必要なのがエアコンのフィルターにはホコリがとても溜まっているため注意しながらとらないとお部屋にホコリを落としてしまいます。

フィルターを取ったらベランダかお風呂場で水洗いをしてください。端についたホコリは使わなくなった歯ブラシなどで、優しくこすり洗いをすると簡単に落とせます。

綺麗にホコリが取れたら、タオルやキッチンペーパーでしっかり水気を取ります。十分に水気が取れていなかったら、カビの原因となりますので、しっかり水気とってください。

エアコンの吹き出し口についたカビの掃除

エアコン送風口汚れ

エアコンの掃除はフィルターだけでなく、風が出てくる吹き出し口とルーバー（送風口についている羽根）のお掃除もやる必要があります。

タオルやキッチンペーパーにアルコールをつけて手の届く範囲でお掃除をしていきます。

この時にアルコールで行うことにより２度拭きをすることがなくなるのでとてもおすすめです。

エアコンクリーニング専門会社に依頼する

エアコンクリーニング

フィルターやエアコンカバー、送風口のお掃除は自分でもやろうと思えばお掃除が可能な箇所ですが、アルミフィンのお掃除をしようとする場合には専門的な知識や技術が必要となります。それでも自分でやろうとする場合には故障につながったり組み立てができないで結果的に修理業者にお願いすることになるケースは少なくありませんので、アルミフィンのお掃除は専門のエアコンクリーニング業者にお願いをした方が結果的に安く綺麗に洗浄が行えます。

エアコンクリーニング専門業者の料金相場

エアコン全体の掃除をする必要がある

エアコンの臭いが気になる場合にはカバーや送風口、フィルターだけお掃除をしても改善される可能性は少ないです。

臭いの元となる箇所はアルミフィンが原因なことが多いからです。

カバー、フィルター、送風口のお掃除をしても改善されない場合には専門エアコンクリーニング業者に依頼をしましょう。

冷房を切った後、送風運転をする

冷房を切った後に、2時間程度送風運転をすると内部を乾燥させることができて、カビ予防になります。

送風機能が無い場合は、設定温度を一番高くして運転することで、送風運転と同じ効果が得られます。

エアコンを使っていない季節も月に1回くらい送風運転をすると、エアコン内の湿気を飛ばすことができて、カビの予防になります。