暑い夏や寒い冬を快適に過ごすために欠かせないエアコン。
しかし「エアコンがない生活なんて考えられない!」と思っていても、電気代は気になってしまいますよね。
実際、家庭の電気代の中でもエアコンにかかる料金の割合は大きいです。
そこでこの記事では、エアコンの電気代を少しでも節約するための方法を伝授します。
また、電気代を節約しつつ快適に過ごすために知っておきたいコツも、夏と冬に分けて解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
エアコンの電気代はどれくらいが目安?
エアコンにかかる電気代の目安を知るためにも、まずはエアコンにかかる1時間あたりの電気代を試算してみましょう。
「消費電力(kW)×1kWhあたりの電力量料金単価(kWh/円)=1時間あたりの電気代」
今回は、消費電力700Wのエアコンを1kWhあたりの電力量料金単価27円(税込)で使用する想定で計算していきます。
まずは、700WをkWに変換し(1kW=1,000W)、1kWhあたりの電力量料金単価をかけて1時間あたりのエアコンの電気代を算出します。
・0.7kW×27kWh=18.9円
この場合、1時間あたり18.9円の電気代がかかる計算です。
この料金をもとに、1日に12時間、31日間エアコンを使用した場合の料金を求めていきましょう。
・18.9円×12時間=226円
・226円×31日=7,006円
1時間あたり18.9円の電気代が発生し、1か月間毎日12時間稼働させた場合は、エアコンの電気代だけで7,006円かかる計算になるのです。
もちろん、上記はあくまでも目安であり、様々な要因によって電気代は変動しますが、比較的高額な電気代が発生しやすい家電ですので、正しい使い方を身につけなければなりません。
エアコンの電気代を節約する方法5選
ここからは、エアコンの電気代を節約する方法を解説していきます。
今すぐできる簡単な方法ばかりですので、ぜひ実践してみてください。
温度設定を調整する
夏場に低すぎる温度に設定したり、真冬に高すぎる温度に設定したりすると電気代が跳ね上がってしまいます。
エアコンは設定温度を1度変えるだけで、消費電力を10%も削減できると言われています。
基本的には環境省が推奨する、快適性を損なわない範囲の設定温度である「夏28度・冬20度」を目安にするのがおすすめです。
自動運転を活用する
「エアコンを付けていたら冷えすぎた」という経験をしたことはありませんか?
このように手動で冷房や除湿、暖房などを切り替える方法だと無駄が多くなってしまい、必要以上に電力を消費してしまう可能性があります。
そんなときに便利なのが、設定した温度に室温をキープする自動運転モードです。
自動運転モードを使えば、設定した温度になったあとは送風や除湿に自動で切り替えてくれます。
最近のエアコンの中にはAIが搭載されているタイプがあり、室内の温度だけでなく、壁や床の温度や室内の人数から最適なモードを選択してくれます。
そういった最新の機能を利用すれば、快適さと節電の両方が叶うでしょう。
頻繁に電源をオンオフしない
「節電のために、近所のスーパーへの買い物や、子どもの送迎などで外出するときはエアコンをオフにしている」
という方は多いのではないでしょうか。
しかし、こまめにエアコンのオンオフを行うのは節電にならないと言われています。
実は、エアコンは機動するときに多くの電力を消費しますので、短時間の外出で節約できる電力よりも、つけ直すときにかかる電力の方が多くなってしまうのです。
30分ほどの外出であれば、つけっぱなしにしておいた方が節電になる可能性が高いと言えます。
室外機の周りを掃除する
冷暖房の効きは、電気代に大きく影響します。
室外機の吹き出し口周辺に物がおいてあったり、雑草が生えていたりすると空気がうまく通らず、冷暖房の効率が悪くなってしまいます。
また、冬場に雪が積もる地域の場合は、防雪フードなどを活用して雪によって室外機の周りを塞がないように工夫しましょう。
フィルターを掃除する
エアコンを使っていると、フィルターにはホコリや汚れが溜まっていきます。
そうすると、吸排気性能が落ちてしまうため、消費電力が高くなります。
エアコンを使用している時期は、2週間に1度のペースでフィルターの掃除をしましょう。
https://www.house888.biz/eakonn/cleaning/magazine/20231009
【夏】エアコンの電気代を節約しながら快適に過ごすコツ
エアコンが欠かせない暑い夏に、電気代を節約するにはどうすればいいのでしょうか?
扇風機やサーキュレーターを活用する
エアコンを付けていても、温度ムラがあって部屋全体が涼しくならないという場合には、扇風機やサーキュレーターを活用するのがおすすめです。
扇風機やサーキュレーターはエアコンの風下に設置し、エアコンと向かい合うようにします。
上に向けて風を送るように扇風機やサーキュレーターを使うと、エアコンからの冷風が部屋の中を循環して、どこにいても涼しくなるのです。
冷感タオルなどを活用する
エアコンを28度に設定していても暑いときには、首や脇、太ももなどの太い血管が通る部分を冷やすのがおすすめです。
冷感タオルや保冷剤などを活用して、手軽に暑さを解消しましょう。
エアコンをつける前に窓を開けて換気する
締め切った室内に熱がこもっている状態でエアコンをつけても、室温はなかなか下がりません。
外から帰ってきたら、まずは窓を開けて換気しましょう。
熱を持った空気を外に出してからエアコンをつければ、素早く部屋を涼しくできます。
【冬】エアコンの電気代を節約しながら快適に過ごすコツ
続いては、冬に適したエアコンの電気代節約テクニックを紹介します。
重ね着する
電気代節約のためにおすすめする設定温度は20度ですが、エアコンをつけても寒いという場合には重ね着をして体感温度を上げましょう。
インナーやカーディガンなどを重ね着すると、衣類の間に空気の層ができます。
すると、温まった空気が留まり、暖かくなるのです。
ただし、体を締め付ける服を着たり、分厚い服を何枚も重ねたりすると、家でくつろいでいるはずが疲れてしまいます。
血流が滞り、肩こりなどの原因にもなりますので、軽くて体を締め付けない服を重ね着するのがおすすめです。
サーキュレーターを使用する
エアコンで温まった空気は天井近くに溜まるため、床付近は寒いままということが多々あります。
この場合は、サーキュレーターを使って空気を動かすと、部屋全体が暖かくなります。
しかし、風が直接当たると寒く感じてしまうため、サーキュレーターは風が人に当たらないような場所に設置し、上方向に風を送りましょう。
断熱フィルムを活用する
冬場、窓の近くが寒いのは熱が出入りしやすいからです。
室内の熱が外に出たり、外の冷気が中に入ってきたりするため、エアコンの効果が薄くなってしまいます。
そんなときは、窓に断熱フィルムを貼って、熱が逃げないように対策しましょう。
夏と冬ならどちらの方がエアコンの電気代が高くなりやすい?
エアコンの電気代に大きく影響を与えるのが、室内の温度とエアコンの設定温度の差です。
温度差が広がるほど、設定温度まで到達するのに時間がかかり、多くの電力を消費します。
たとえば、気温が31度の真夏日に設定温度28度でエアコンをつけたとしたら、温度の差は3度です。
それに対して冬は、気温を5度だと仮定すると設定温度の20度との差は15度であり、夏に比べてかなり温度の差があることがわかります。
このように夏と冬で比較すると冬の方が気温とエアコンの設定温度の差が大きく、電気代が高くなる傾向があるのです。
徹底的にエアコンの電気代を節約したいなら?
日々のちょっとした心がけでエアコンの電気代は節約できます。
では、徹底的に電気代を節約するにはどうすればいいのでしょうか?
古いエアコンは買い替えも検討する
電化製品の省エネ化は日々進んでいます。
それはエアコンも同じで、少ない消費電力で効率的に動くエアコンが次々に登場しているのです。
そのため、古いエアコンから新しいエアコンへと買い換えると、電気代の節約につながります。
今販売されているエアコンには、政府が定めた省エネ基準をどれだけ達成しているのかを示す「省エネ基準達成率」などを記した「省エネラベル」が掲示されています。
省エネラベルに記されている内容 |
※トップランナー制度とは、基準を設定したときに商品化されているものの中で最も省エネに優れているものを省エネルギー基準に据えること。 |
メーカー問わず、同じ基準で省エネ性能を比べられるため、節電効果が期待できるエアコンが選べるでしょう。
エアコンクリーニングで内部まで徹底的に綺麗にする
エアコンのフィルターや内部にホコリや汚れが溜まっていると、運転効率が下がってしまい、必要以上に電気代がかかってしまいます。
フィルターは自分で掃除ができますので、2週間に1度程度のペースでお手入れするのがおすすめです。
また、フィルター掃除の手間が省ける自動お掃除機能付きのエアコンも便利です。
エアコンの内部や室外機まで徹底的に掃除するときは、プロのクリーニング業者に依頼しましょう。
2年に1度のペースでエアコンクリーニングすれば、電気代を節約しながら快適にエアコンを使用できます。
ハウスエイトの
エアコンクリーニング紹介
まとめ
エアコンは使いたいけれど電気代が高くて困っている…という方は、ぜひ今回紹介した節約方法を活用してみてください。
基本的な節約方法に加えて、季節に合わせた対策を取ることによって、エアコンの電気代をより節約しやすくなります。
また、エアコンは汚れが溜まると効きが悪くなって電気代も高くなってしまうため、エアコンクリーニングは欠かせません。
定期的なフィルター掃除や業者による本格的なエアコンクリーニングを行って、常に綺麗な状態を保ちましょう。
株式会社my connect(ハウスエイト)
代表取締役
会社概要 »
経歴:平成26年にハウスエイトを設立し横浜市や藤沢市を中心に神奈川県エリアで、エアコンクリーニングやキッチン・お風呂などのお掃除をするハウスクリーニング業に従事。
経験を活かし、プロの目線で、汚れのことやお掃除に関するお悩みの解決方法をブログで紹介しております。
神奈川 藤沢 横浜のハウスクリーニング、エアコンクリーニング、キッチン、レンジフード(換気扇)、トイレ、お風呂、定期清掃など家のお掃除のことなら断然お得!安いだけじゃないハウスエイトまでお気軽にご相談ください☆
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