「最近、エアコンの効きが悪い」「電気代が高くなった気がする」「エアコンの風が、なんだかカビ臭い」そんな悩みを抱えていませんか?その原因は、エアコンのフィルターかもしれません。
フィルターにはホコリや汚れが蓄積しやすく、目詰まりすると風量が低下し、冷暖房の効率が悪化します。その結果、お部屋がなかなか涼しくならず、余計な電力を消費することに……。
しかし、フィルターをお掃除するだけで、エアコンの効きが改善する場合があります。電気代の節約や異臭の解消にもつながります。「本当に?」と半信半疑の方も、ぜひ試してみてください。
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目次
エアコンのフィルター掃除をすると全然違う?その効果とは
フィルターのお掃除をサボると、以下のような問題が発生します。
- エアコンの効きが悪くなる
- 余計な電気代がかかる
- カビの繁殖を助長する
- 異臭の発生につながる
反対に、定期的にフィルターをお掃除すると、上述のトラブルを抑制できます。このようなトラブルでお悩みの方は、エアフィルターのお掃除を実施してみてください。
エアフィルターをお掃除することで得られる効果について、詳しく解説していきます。
エアコンの効きが改善する
エアコンのフィルターをお掃除すると、冷暖房の効きを大きく改善できる場合があります。
フィルターをキレイにすると「風量の回復・熱交換効率の向上・ホコリやカビの影響軽減」といった複数のメリットを享受できます。
風量が回復し、部屋が早く快適な温度に
エアコンのフィルターがホコリで目詰まりすると、空気の流れが悪くなります。目詰まりがひどい場合は、風量が30~50%程度減少するケースもあります。
風量が30~50%減少すると、設定温度にするための時間が通常の1.5~2倍程度かかることが予想されます。フィルターをお掃除すると風量が元に戻り、早く設定温度に達するようになります。
熱交換の効率が上がり、エアコン本来のパワーを発揮できる
エアコンは、室内機が室内の空気を取り込み、その空気を熱交換器(アルミフィン)で冷やしたり温めたりして、ファンを使って吹き出す仕組みになっています。
フィルターが汚れていると熱交換器も汚れてしまい、熱交換の効率が落ちます。フィルターをお掃除することで、熱交換器が本来の能力を発揮しやすくなります。
カビやホコリの影響を減らし、無駄な負荷を防ぐ
フィルターにホコリがたまると、それを栄養源にしてカビが繁殖しやすくなります。カビやホコリがフィルターや熱交換器に付着すると、風の流れが悪くなり、効率が落ちてしまいます。
また、カビの胞子が空気中に放出されることで、エアコンの風がカビ臭くなります。フィルターをお掃除すると、カビの繁殖が抑制され、エアコンの効率やニオイが元に戻るでしょう。
エアコンの効きが悪いと感じたら、まずはフィルターをチェックしてみてください。ホコリや汚れがひどい場合は、お掃除するとエアコンの効率を大きく改善できます。
電気代の節約につながる
フィルターの目詰まりが原因でエアコンの運転効率が低下すると、余計な電力を消費してしまいます。ですから、エアコンのフィルターをお掃除することで、電気代の節約につながります。
フィルターにホコリがたまると、空気の流れが悪くなり、エアコンは必要以上に頑張らなければならなくなります。その結果、余分なエネルギーを消費して、余計な電気代がかかるのです。
ホコリや汚れで風量が約30%落ちると、消費電力が約15%も余計にかかるというデータもあるようです。
参考:中部電力ミライズ「エアコンの掃除をすると電気代はどれくらい変わる?」
経済産業省の試算によれば、エアコンフィルターを月1~2回お掃除するだけで「年間31.95kWh」の省エネになるようです。電気代に換算すると、約1,000円程度の節約になります。
フィルター清掃の金銭的な効果は「電気代の節約」だけではありません。エアコンの寿命を延ばす効果 ⸺ つまり、買換頻度を下げる効果もあります。
先述のとおり、フィルターが汚れていると、エアコンは必要以上に頑張らなければならなくなります。その結果、モーターなどの部品に負担がかかり寿命を縮めてしまいます。
エアコンのランニングコストを節約したいなら、まずはフィルター掃除を習慣化することが大切です。簡単なお手入れで、大きな節約につながりますよ。
カビの繁殖を抑制できる
フィルターにたまったホコリは、カビの栄養源になります。ですから、エアコンのフィルターを定期的にお掃除することで、カビの繁殖を抑制できます。
カビが繁殖するには「酸素、温度、養分、水分」が必要です。酸素や温度は確保されていますので、ホコリと冷房時の結露水がそろうと、カビにとって繁殖しやすい環境が整ってしまうのです。
- 酸素 ⇒ 最初から存在
- 温度 ⇒ 最初から存在
- 養分 ⇒ エアコンに吸い込まれるホコリやゴミなど
- 水分 ⇒ 空気中の湿気や冷房時に発生する結露など
また、フィルターが目詰まりするとエアコン内部の空気の流れが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。その湿気も、カビの繁殖を助長します。
フィルターをお掃除すると風通しがよくなり、エアコン内部の湿気を減らしてカビの繁殖を抑制できます。詳しいお掃除方法は、以下の記事でご確認ください。
》エアコンフィルターのカビ取り、どうすればいい?掃除方法と予防策
エアコン内で繁殖したカビは、風に乗せて胞子をまき散らします。人がカビの胞子を吸い込み続けると、喘息・鼻炎・目のかゆみなどの原因になることもあります。
フィルター掃除を続けることで、カビの増殖を最小限に抑えられます。フィルターのお手入れでカビの発生を抑え、快適で健康的な空間を維持しましょう。
カビのリスクについては、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方は、あわせてご覧ください。
》エアコンのカビは気にしすぎるな?放置して大丈夫?カビのリスクとは
異臭の発生を抑制できる
エアコンをつけたときに感じるイヤなニオイの原因は、内部で繁殖したカビや雑菌です。エアコンのフィルターを定期的にお掃除すると、カビや雑菌の増殖にともなう異臭を抑えられます。
カビが繁殖すると、エアコンの風と一緒にカビ臭が室内に広がります。フィルターをお掃除してホコリを取り除けば、カビの繁殖やカビ臭の発生を抑制できるでしょう。
》エアコンがカビ臭い!?原因と対処法は?カビ掃除で対策しよう
エアコンからアンモニア臭や酸っぱいニオイ、あるいは汗臭いニオイがすることもあります。これらは、雑菌の代謝や死骸が原因かもしれません。
雑菌も、エアコンのフィルターや内部をお掃除することで減らせます。
》エアコンがアンモニア臭い!?酸っぱいニオイの原因と対処法を紹介
他にも「体臭、ペット、タバコ、調理、ゴミ、排水口」などの生活臭の吸着により、エアコンから異臭がするケースもあります。
フィルターを定期的にお掃除すると、生活臭の吸着を防ぎ、異臭の発生を抑えられます。フィルター掃除を習慣にして、イヤなニオイを防ぎましょう。
エアコンのフィルター掃除の適切な頻度は?
エアコンのフィルターは、どのくらいの頻度でお掃除するとよいのでしょうか?
お掃除頻度の目安と、フィルター掃除の手順をご紹介しましょう。
シーズン中のフィルター掃除は《2週間に1度》が目安
エアコンを頻繁に使うシーズン中は、2週間に1度を目安にフィルターをお掃除しましょう。毎日エアコンを使うような時期でなければ、月に1度程度でも構いません。
掃除頻度の目安をまとめておきます。
- エアコンを毎日使用する(夏・冬)⇒ 2週間に1回
- エアコンをたまに使用する(春・秋)⇒ 1か月に1回
- 生活臭の多い環境(ペット・キッチン近く)⇒ 1週間に1回
- 自動お掃除機能つきエアコン ⇒ 1~3か月に1回
エアコンの効率を維持し、電気代を節約しながら清潔な空気を保つために、フィルター掃除を定期的におこなう習慣をつけましょう。
なお、適切な掃除頻度は設置環境によって変わりますので、状況に応じて調整しましょう。
フィルター掃除の手順
フィルター掃除自体の方法はシンプルで、初めてでも30分程度あれば完了します。以下の手順でお掃除していただくとよいでしょう。
- 前面の外装パネルを開ける
- 掃除機でサッとホコリを吸い取る
- エアフィルターを外す
- 掃除機で、入念にホコリを吸い取る
- お風呂場等でホコリを洗い流す
- 残ったホコリをブラシで洗い落とす
- 布で水気を拭き取ったあと乾燥する
上述のように定期的なお手入れをおこなうことで、エアコンの性能を維持しつつ清潔な空気を保つことができます。
フィルターのお掃除のあとは、冷暖房の効きが体感できるほどよくなる場合もありますので、ぜひ習慣づけてみてください。
》エアコンのカビ掃除は自分でできる?おすすめのクリーニング方法を紹介
専門業者による内部クリーニングは《1~3年に1度》が目安
ちゃんとフィルターのお掃除をしていても、数年たつとエアコンの内部にカビやホコリが蓄積します。このような汚れは、専門業者に依頼して定期的にクリーニングしてもらうとよいでしょう。
エアコン内部のクリーニングは、目安として「1~3年に1度」程度おこなうとよいでしょう。ただし、使用環境やエアコンの使用頻度によって、最適なクリーニング周期は変わります。
エアコン内部のカビやホコリも、放置すると以下のようなトラブルの原因になります。
- エアコンの効率が落ち、電気代が上がる
- カビや雑菌が繁殖し、異臭の原因になる
- 結露水を排出できず、水漏れにつながる
専門業者によるクリーニングを依頼すると、エアコン内部のカビやホコリも高圧洗浄でしっかり落としてくれます。
以下の症状があれば、エアコン内部のクリーニングを検討するタイミングです。
- エアコンの風がカビ臭い
- エアコン内部に黒いカビ汚れが見える
- 水漏れが発生している
このようなサインが現われた場合は、年数に関わらず早めにクリーニングを検討しましょう。
自動お掃除機能つきのエアコンはフィルター掃除が不要?
エアコンの中には、自動お掃除機能がついているものもあります。そのようなエアコンは、フィルターをお掃除しなくてもいいのでしょうか?
結論から言うと、自動お掃除機能つきのエアコンでもフィルターやダストボックスのお掃除が必要です。
フィルターの定期的なチェックとダストボックスの清掃が必要
自動お掃除機能がついているエアコンでも、メンテナンスフリーというわけではありません。定期的なフィルターのチェックと、ダストボックスの清掃が必要です。
自動お掃除機能の主な役割は、フィルターについたホコリをブラシでかき落とし、ダストボックスに集めることです。そのため、ダストボックス内のホコリを定期的に廃棄する必要があります。
また、完全にホコリを除去できるわけではなく、油分を含んだホコリなどがフィルターに残ってしまいます。ですから、定期的に汚れ具合を見て、必要に応じてお手入れをしましょう。
自動お掃除機能については、以下の記事でも解説しています。詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。
》エアコンの自動お掃除機能は必要か?プロがメリットとデメリットを解説
内部クリーン機能はお掃除の代わりにはならない
現在、ほとんどのエアコンに「内部クリーン機能」がついています。内部クリーン機能はエアコン内部の乾燥を助ける機能であり、内部をお掃除してくれる機能ではありません。
冷房や除湿運転をおこなうと、エアコンの内部に結露が生じ、ジメジメした状態になります。この状態を放置すると、カビが繁殖しやすくなります。
そこで、冷房や除湿運転で発生した結露を乾燥させ、カビの繁殖を抑制するのが内部クリーン機能です。ですから、暖房シーズンには使う必要性の低い機能と言えます。
》エアコンの内部クリーン機能は意味ない?効果やデメリットを徹底解説
また、すでにエアコン内でカビが発生してしまっている場合は、内部クリーン機能を使っても取り除くことはできません。専門業者によるエアコンクリーニングが必要です。
まとめ:エアコンのフィルター掃除をすると清潔・節電効果が全然違う
フィルターを掃除しないと、エアコンの効率が悪くなり、電気代の増加やカビの繁殖につながります。一方、フィルターをお掃除することで、空気が清潔になり、電気代も節約できます。
ちょっとしたお手入れで、エアコンの清潔さも節電効果も大きく変わります。エアコンのシーズン中は、2週間に1回程度のフィルター掃除を習慣にして、キレイな状態をキープしましょう。
内部にカビやホコリが蓄積してきたときは、専門業者にエアコンクリーニングをご依頼ください。専用の洗剤と高圧洗浄で、清潔で節電効果の高い状態に戻してくれます。
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ハウスエイトの
エアコンクリーニング紹介
この記事の監修者

株式会社my connect(ハウスエイト)
代表取締役
会社概要 »
経歴:平成26年にハウスエイトを設立し横浜市や藤沢市を中心に神奈川県エリアで、エアコンクリーニングやキッチン・お風呂などのお掃除をするハウスクリーニング業に従事。
経験を活かし、プロの目線で、汚れのことやお掃除に関するお悩みの解決方法をブログで紹介しております。
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